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記憶

『僕は君たちに武器を配りたい』

 

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 

 

本文メモ
 
第1章 勉強できてもコモディティ
 
・資格等のいわゆるスキル身に付けても結局「コモディティ」化。
・[スペシャリティ(専門性)」を身に付けることで生き残る。
 
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
 
・資本主義を支える根本的な原理→「より良いものがより多くほしい」「同じものなら安いほうがいい」
・資本主義の3つのモデルチェンジ「略奪」「交易」「生産性革命」
「交易」大航海時代、資本家が金を出し、航海者が輸送するという方式がとられた(起業家と資本家、投資家の関係の原型)。イギリスの東インド会社、航海のたびに出資を募り、航海が終わるたびに配当、清算を行う。出資額に応じて受取額が変化。要するに株式。
・「擦り合わせ製造業」
 
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
 
・学生起業が失敗するのはコモディティ企業を作っちゃうから。
・変化が激しい時代であり、人気企業ランキングとか参考にならない。
ブラック企業の見分け方
新しいサービスや市場で急激にシェアを伸ばしてる企業→短期の営業募集かける。
安いことを売りにする会社→安く仕入れて安く売るしかないコモディティ市場の会社ってこと。
40代、50代が大量にいる会社。
・「高すぎる株は買ってはいけない
 
 
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
 
4つのタイプ
  1. マーケター
  2. イノベーター
  3. リーダー
  4. インベスター
2つのタイプ
  1. トレーダー
  2. エキスパート
エキスパートとスペシャルティの違い→自分だけがもってる能力かいなか
 
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
 
・差異を作り出す
発想の転換、ストーリーによってブランディング
・信者を作る
 
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
 
・イノベーターになる場合も最初はどこかの会社、業界に所属したほうがいい。
・起業家→競合、すなわち仮想敵がいるマーケットを狙うべき。
・徹底的にパクる、既存の組み合わせ、常識の反対を考える、がイノベーションを生む。
 
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
 
・世の中は凡人の方が多い→凡人をマネジメントするスキルが必要。
・人の上に立つ人間は基本クレイジー
 
第8章 投資家として生きる本当の意味
 
・投資家は長期的なリターンを求める。
・投資先はなるべく増やす
・「計算管理可能なリスク(calculated manageable risk)」→投資家はこの範囲内で投資する。(住宅ローンの例)
・新聞→基本的に誰かがアナウンスしてほしい情報のみが載ってる。
・トレンドとサイクルの違い
・資本主義→「少数意見が将来多数意見になれば報酬を得られる」
株式投資でないインサイダー取引は100%違法じゃない。
 
第9章 ゲリラ戦のはじまり
 
・英語は当たり前に必要。
リベラルアーツは人を自由にする学問。

『スタンフォード式 最高の睡眠』

 

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

 

 ・最初の90分がその後の睡眠リズムにも影響する。

アフタヌーンディップ

オレキシン→強い覚醒効果があり、食欲にも関係しているらしい

『ゼロ秒思考』

 

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

やり方

 A4の紙に、

  1. タイトル
  2. 日付
  3. 4-6行の思いつき

を1分で書き出す。これを1日10ページ分やる。

効能

  • 頭の中が整理される
  • 言葉が出てきやすくなる
  • 素早く体系的に思考を構築することができる

らしい。

『原因を推論する』

 

原因を推論する -- 政治分析方法論のすゝめ

原因を推論する -- 政治分析方法論のすゝめ

 

 

序章 説明という試み
 
・規範的な議論/経験的・実証的議論
・野球解説の話
・価値判断とは中立的に物事を分析することの大切さ
 
第1章 説明の枠組み
 
・因果推論の基本的フレームワークが示される。
『創造の方法学』(高根正昭)
因果関係が成立するための条件
  1. 独立変数と従属変数の間に共変関係がある
  2. 独立変数の変化は、従属変数の変化の前に生じている(時間的先行)
  3. 他の変数を統制(コントロール)しても(他の変数の値を固定しても)共変関係が観察される
・パトナムや丸山の研究がこのフレームワークによって検証される。
 
第2章 科学の条件としての反証可能性
 
・「陰謀史観(コンスピラシー・セオリー)」
カール・ポパーの唱えた「反証可能性」のポイント→「〜であればその仮説は誤りである」という検証の基準が明確であることが科学的であることにとって必要。C・ライト・ミルズの「統治エリート論」とかは無限後退に陥ってしまい検証不可能。
・スティーブン・リード"Making Common Sense of Japan"
心理学の「根本的帰属の誤り」→人間の行動を説明する際に、そのときの外的な状況ではなく、行動主の性格や嗜好といった内面的な要因を過度に重視してしまう傾向。
フロイト精神分析の枠組み→人間の心は「自我」「イド」超自我」の3つの部分からなる。自我の背後には無意識の欲求の領域の「イド」があり、そのはたらきを「超自我」が道徳や社会規範によって統制する。
⇒しかしこれは人間が理性的な行動をとれば超自我の抑制が効いてる、そうでなければ効いてない、というようにすべての人間の行動を説明できてしまい反証の余地がない。
・リードの指摘する、文化論的説明の論理的問題点
  1. N=K問題
 
第3章 観察、説明、理論
 
・個別的説明と一般的説明
・理論と観察は相互作用する。観察を通じて理論が得られ、理論を通じて新たな事象が観察される。
小選挙区制が二大政党制をもたらすことの「機械的効果」と「心理的効果」。観察ではなく、抽象的、論理的推論によって発展した理論仮説。(抽象的なレベルでの考察の重要さ)
・一般・理論的な仮説を具体的で測定可能な仮説(作業仮説)に操作化(operationalize)することで仮説を検証可能にする。
 
第4章 推論としての記述
 
・事実を適切に記述することの大切さ。
正規分布、中心極限原理。
・サンプル・バイアス。ランダム・サンプリング。
・操作化においては実際にそれが観察できれば仮説が正しいと言えるような「観察可能な合意(observable implication)」をできるだけ多く想定する。
 
第5章 共変関係を探る
 
・共変関係の観察が因果関係推論のもとになっている。
・バカになった大学生の話。間違えた問題だけを取り出せばそれほどおかしくない、そもそも比較してない。
・超能力と帰無仮説
・ヒュームの「帰納の正当化」問題→帰納法は全体に含まれる情報以上の情報を結論に付け加える。そしてそれが真実である保証はない。カール・ポパーはこれを受け、帰納的推論を科学に持ち込むべきでないと考え、確実に言えるのは「仮説が反証された」ことのみ(反証主義)。つまり、「超能力が無いとは言えない」は言えても、「超能力がある」言えない。
 
第6章 原因の時間的先行
 
少子化の原因は何か。
・内生性
 
第7章 他の変数の統制
 
・非行と朝食の関係
・偽の相関の可能性(他の変数を取り除いた上でなおその共変関係が確認される必要がある)
・因果推論の根本問題→全く同一のもので実験することはできない。
・自然実験→実験のためでなく、その他の要因なよってたまたまサンプルが用意された実験。
・教科書に書いてあるような理論でいっている結果が実験ででなかったとき理論が反証されるのではなく、実験の側に誤りがあったと考えられる(主要仮説は否定せず、周辺の補助仮説を否定することになる)。→科学的な分析には根拠はなく、世の中に真実はない。全ては社会的に決められているに過ぎないというポストモダン派やカルチュラル・スタディーズの立場。これに対する批判としてアラン・ソーカル『「知」の欺瞞』
 
第8章 分析の単位、選択のバイアス、観察のユニバース
 
・分析単位を全体にすることで本来存在しない法則が存在するかのように観察されてしまうことがある(生態学的誤謬。数学の成績と所得の例)。
・理論の堅牢さ(robustness)は複数の仮説を検証することで高まる。
・恣意的なサンプル選択によるバイアス。
 
第9章 比較事例研究の可能性
 
ジョン・ステュアート・ミルの「差異法(method of difference)」と「合意法(method of agreement)」
・差異法→異なる結果を示す複数の事例を比較し、違いをもたらした原因を推論。問題点:他の変数の統制→できるだけ同じ条件のサンプルを用いることが必要。
・合意法→同じ結果を示す複数の事例を比較し、その結果をもたらした原因を推論。問題点:他の変数の統制→できるだけ異なった条件の持つサンプルを用いる。(Most Different Systems Design)
・「根源主義(primordialism)」「構成主義(constructivism)」(部族対立の例)
・アセモグルとロビンソンの『国家はなぜ減衰するのか』→包括的経済制度、包括的政治制度の両方必要。どちらかが収奪的であればいずれ他方を蝕むことになり繁栄しない。
 
第10章 単一事例研究の用い方
 
・キング・コヘイン・ヴァーバによる単一事例研究に対しての批判→因果推論は不可能。
これに対しての解決策→①観察数を増やす(地域ごとに分けたり、時間軸を設けたりする)②抽象概念を導入して、比較対象を作り出す(フランス革命を「社会革命」とみなし、ロシア革命や中国革命などと並べる。
・仮設演繹法
  1. 複数のデータから帰納的に仮説を構築。
  2. 設定した仮説が正しければ何が観察できるかを考える(演繹的推論)
  3. 実験や観察によって仮説を検証。
  4. 仮説が確認できれば正しいと結論づける。
・決定的事例研究(Most Likely Case Method/Least Likely Case Method)
・逸脱事例がなぜ生じるかという「問題(パズル)」
・決定的事例研究へのキングの批判→理論は反証一つで覆されるような決定論的なものではなく、確率論的な世界であることがほとんど。→しかし、決定的事例研究は理論の改善の足掛かりとなる。
・因果関係そのものに目がいく方法論、因果関係が生じるプロセスに目がいく方法論
・「モンティ・ホール問題」
 
終章 政治学と方法論
 
「啓蒙的政治学」規範的な意見が分析に影響を与えている。規範的な意見を因果分析に持ち込むべきではない。
・「ハーヴェイロードの前提」
・「設計主義」(ハイエクの造語)
・「ナイトの不確実性」→確率的に予測できるリスクと確率的な予測のできない不確実性を区別。政治においては「決断」の重要性が語られることの所以。

『地下室の手記』

 

地下室の手記 (新潮文庫)

地下室の手記 (新潮文庫)

 

 

本文メモ
 
Ⅰ 地下室
 
言ってることはソクラテス的人間の理想像が人間に反省に即してないってことか。
 
9
 
・建物を建てる過程を愛するのみで完成することは望んでないって比喩。
 
Ⅱ ぼた雪にちなんで
 
話の流れ
 
主人公が24歳の頃の話。シーモノフの家に行く。シーモノフの家には友達が2人来ていて、ズヴェルコフの送別会を計画しているとのことだった。主人公もそこに参加することになる。ちなみに主人公は学生時代、友達との交流を断ちまくっていたため、周りの人間は主人公を軽蔑している風だった。送別会当日は、最初ズヴェルコフは丁重に主人公に接したが、主人公がひねくれすぎてて、なぜか悪態つきだしたため場の雰囲気は悪くなる。結局主人公はみんなと大げんか。でもメンツ取り戻したくてみんなの後を追う。風俗店へ。みんな居なかったけどリーザという女と出会う。先に受けた屈辱に対する恨みつらみのはけ口としてリーザに対して大演説を披露。アドレスを彼女に渡す。どや顔で家に帰る。ただ、家での現実はリーザの前で演説をふるった彼とは対照的に貧相な生活であった。また彼は、彼のことを見下す、召使のアポロンに対して憎悪の念を抱いていた。そしてちょうどアポロンと言い合いをしている最中にリーザが現れる。彼は最悪なタイミングでリーザが来てしまったことで憤り、発狂する。リーザも訳が分からなくなる。彼は、リーザに演説したときの本心を打ち明ける。それは彼女のためを思っていたのではなく自分のプライドを守るためであったと。リーザは驚愕、失意の念でもって彼を見つめる。そして彼を憐れむ。2人はやる。その行為は彼がただただ支配欲を満たすために行われたものであり愛などなかった。やり終わった後は沈黙が続く。彼女は傷つけられ、彼のもとを去る。
 
感想
 
人間の本性は善か悪かどっちなんだろうっていう俺自身の問題意識に関わる題材だった。結局どっちなのか分からんな。

『世界を変える思考力を養う オックスフォードの教え方』

 

世界を変える思考力を養う オックスフォードの教え方

世界を変える思考力を養う オックスフォードの教え方

 

 

オックスフォード大の人の特質
 
  1. 統率力:自然に人の上に立ち、他のものをリードする力
  2. 創造力:模倣を繰り返し、そこから斬新な発想を生む力
  3. 戦闘力:相手の意志を尊重しながら、結果的に自身の主張を通す力
  4. 分解力:問題解決の近道として問題の所在を分析する力
  5. 冒険力:試練や苦難を糧として邁進する力
  6. 表顕力:自身を深く印象づける力
 
人間関係の能力→1,3,6
個人の能力→2,4,5
 
Chapter1 日本にはない世界のトップ校の教え方
 
1 「チュートリアル」という名の知的問答
 
・1週間にノルマ課されるやつ(最低5〜10の文献らしい)
⇒俺もやる
 
2 「常識を打ち破る」オックスフォード式思考法
 
①「常識」と思われることの逆を考えてみる
②「常識」によって導かれている行動を批判する
③「常識」を批判する場合の対案を考える
④新しい常識と効果の検証
 
3 道理なき慣例は教えない
 
「やる必要のないこと」を教える
 
4 教えることが最高の「学び」である
 
5 ゲーム感覚で体得する友好的な他者批判
 
①相手が話しているときはよく聞いて、いったん受け止める
②相手の批判全体を批判するのではなく、同意部分と非同意部分を明確にする
③そして相手の意見の同意できない部分のみ批判する
④最後に自分の批判した点に関して必ず対案を述べる
・相手に反論の余地を残す。「私の意見は~な点が不十分だと思うのですが、」と切り出すなど。
 
6 文章の論点を明確にする「パラグラフライティング」
 
7 短時間で正確に把握する「著者目線」の読書術
 
「序章」や「終章」で著者のメインメッセージを把握する。
 
8 「叱咤」と「フォロー」はワンセットで
 
・大勢の前では叱らない
・ミスについてのみ叱る、人格を攻撃しない
・公正公平に全員を扱う
・一度にたくさんのことを叱らない
・言葉遣いに注意(「〇〇さんが〜してくれたらうれしい」)
・必ずフォローをいれる
 
Chapter2 人と集団を成功へと導く「統率力」
 
9 リーダー以外も発揮すべき「統率力」
 
  1. 社会全体に対する自分の役割と責任を理解している
  2. 誰に対しても分け隔てなく公正公平である
  3. 寛大かつ忍耐力がある
 
10 レベルの違う集団を教え導く
 
多数派のペースに合わせる、少数派のケアも忘れない
 
11 ありのままの自分をブランド化し価値をあげる
 
  1. 持って生まれた素質、性格を認めて大事にする
  2. いつでも効果的な自己PRができるよう準備する(専門性、得意分野、性格、趣味)
  3. 他者にも関心をはらうのを忘れない
オックスフォードの人は専門とか問わずに誰にでも話しかけるらしい。
おれのブランド化すべき特質は、真面目さ、文武両道性、哲学的思考、マイノリティへの理解の4つかな。
 
12 陽気に叱り真剣に褒める
 
ピグマリオン効果」「ゴーレム効果」
 
13 優れたリーダーはよきフォロワーを育てる
 
フォロワーの資質
→チームの目標を理解し、リーダーの指示に適切に従う。またスタンドプレーをしないようにする。
 
会話相手との物理的な距離
「排他域」:50cm以下 関係が浅い他者に入られたくない距離
「会話域」:50cm-1.5m 通常の会話がされる距離
「近接域」:1.5-3m 会話をしなくてもよいがいづらい距離
「相互認識域」:3-20m 知人に挨拶する距離、近いほど相手を無視できなくなる
 
親しき仲にも実力の差をみせる
 
Chapter3 非連続の発想を実現する「創造力」
 
14 「創造力」はゼロから生まれる
 
15 退屈なひとりの時間が創造力を育む
 
・散歩
 
16 創造のモチベーションを維持する
 
・それまでのやり方を変える
・「接近勾配の法則」
 
17 創造は不確実性やリスクから生まれる
 
・「肯定的不確実性理論」(教育学者ジェラット)→不確実な状況でもそれを肯定的に捉えることが大切
 
18 創造的思考をマニュアル化する4サイクル
 
・準備、あたため、ひらめき、検証
 
19 一生燃え尽きない創造力を備える
 
Chapter4 チームワークで勝ち抜く「戦闘力」
 
20 日本人に欠けている「戦闘力」
 
21 経験と知識を合わせ、適切な判断を下す
 
・適切な判断力の3つの面
  1. 自身が置かれている状況を把握する力
  2. 判断するタイミングを見極める
  3. 自分の下した判断を正当化できる力
 
22 相手を納得させ自分の考えを通す力
 
・コンフリクト・マネジメント
心理学者のトーマスとキルマン→人が対立したときにとりうる態度
  1. 競争モード:相手を犠牲にして自分の利益を優先させて解決
  2. 受容モード:自分の要求を減らして相手の要求を増やすことで解決
  3. 回避モード:その場で解決を避けて、対立すること自体を回避して解決
  4. 協調モード:お互いの立場を尊重し協力しながら解決
  5. 妥協モード:お互い妥協して部分的に取り入れることで解決
 
23 夕焼けに鎌を研げ:準備こそ最大の武器
 
24 次につなげる効果的な撤退法
 
・撤退→相手にしない
・効果的な撤退法
孫子の戦いの原則「敵の10倍の戦力があれば敵を取り囲み、5倍であれば攻め、2倍であれば敵を分断し、互角のときは全力で戦い、少なければ退却し、勝ち目がないとみたら戦わない」
BATNA(best alternative to a negotiated agreement)→これが満たされなければ身を引くギリギリの条件
・WATNA(worst〜)→自分の側にとって選択してはいけない最悪の合意点
・撤退した後は必ず分析。SWOT分析
 
Chapter5 正解のない問題に向き合う「分析力」
 
25 哲学と仮説で磨かれる「分解力」
 
・情報収集→仮説をたてる
 
26 問題は、まず自分の中にあるか確かめる
 
・「不確実性の理論」→不確実な状況に対して恐怖や不安を感じる度合い。
・「帰属理論」→不確実な問題が生じた際に、それが自分に関係していれば原因を周辺環境に、自分が当事者でない場合は原因を人自身に求める。
・「スキーマ
 
27 論理の”ごまかし”を見破る帰納法演繹法
 
28 手垢のついていない新鮮な情報に触れる
 
29 「情報の罠」に陥らない方法
 
Chapter6 慣例や予定調和を打破する「冒険力」
 
30 内向き志向の対極にある「冒険力」
 
31 「ポジティブ郷」に入れ!
 
32 心と体を整えて不安を取り除く
 
・「自己効力感」(心理学者バンデュラ)→無意識のうちの不安感を取り除く方法①代理体験をする②人からの励ましや格言に触れる③心と体を変化させる
 
33 冒険は毎日の簡単な「実験」から
 
・日常に変化加える
 
34 人生を後悔しないための「冒険」の心構え
 
・やらずに後悔するよりやって後悔
 
35 旅立ちは「自分軸」と「時間軸」で決める
 
Chapter7 相手に最高の印象を与える「表顕力」
 
36 自分を伝え、相手を知る「表顕力」
 
アダム・スミス「人には最低限以上の富は無意味であり、幸福感も増すことがない。また、幸福を求め過ぎることは不幸につながり、地位が高く、金持ちになれば幸福になれる、というのは永遠に満たされない欲望である」
 
37 相手に自分の意思を確実に伝える話し方
 
38 口よりもモノを言う「体と間」の使い方
 
・10代から20代の顔は親からもらった顔、30歳以後の顔は自分が作っていく顔
・「モノクロニック・タイム」「ポリクロニック・タイム」
 
39 一芸達者であっても器用貧乏であるなかれ
 
40 ユーモアは伝える力を強くする
 
・「セルフ・デプリケーティング・ユーモア」
 
41 「超一流」の余韻を残す手紙の書き方
 
・最後にイラストをつけるとか
 
42 エリートは不安と苦悩を抱えたまま前進する
 
ガーゴイルの3つの顔→OXONのカレッジの外壁に。魔除けの役割を担っているとされる。「笑い」「熟考」「苦悩」。
 
感想
 
節のカテゴライズが謎の部分が散見された。節の見出しと内容が一致していない箇所が多かった。
とはいえ役に立ちそうな情報はあった。

『鉄道と近代化』

 

鉄道と近代化 (歴史文化ライブラリー)

鉄道と近代化 (歴史文化ライブラリー)

 

 

異文化としての鉄道
 
●車輪とレール
 
・車輪の発明の前身はコロ。より少ない力でものを運べる。
・「タイヤフラット」→車輪が摩耗して平らになるときがある。そしてジョイント音とは異なる音が走行中になる。
・中世ヨーロッパ、鉱山で鉱物を地上へ運ぶのに便利な手段が社会的に要請された。鉱山は凸凹で、坑道の断面積は小さいから左右に揺れるのも良くない。→レール。
・レールは重さで規格を決める。1mあたり30kgだったら30kgレール。中国のような社会主義国では貨物列車の重量が重いため、重いレールが使われる。
・「軌間」世界の標準軌間→4フィート8.5インチ。軌間の規格、大量生産時のコストという経済的な側面の他に、戦時に他国からの攻撃に備える意味であえて規格を外したり、勢力を広げるために規格を揃えたりするという政治的な役割もあった。
・「枕木」「道床」→バラスト軌道、スラブ軌道(枕木と道床一体化。騒音)。
 
●車両と動力
 
・最初は蒸気機関車。ただ、線路の勾配等を含めて、どこ産の石炭(産出地によってカロリーが異なる)を使うとか前もって細かく決めておかなければならなかった。しかも、発生したエネルギーのうち、利用できるのは8,9パーセントで非常に効率が悪かった。
・次に内熱式、電気タイプに(いわゆるディーゼル機関車)。エネルギー効率は60パーセントくらい向上。
・動力分散方式(日本の電車とか)、動力集中方式(ドイツのICE、フランスのTGV)
 
鉄道の導入と利用
 
●導入された鉄道
 
・日本に鉄道が導入されたのは政治的要因によるものが大きいとされる。だいたい最初に知識が導入されたのが1840年くらい。佐賀藩なんかはまずは、そのまま導入してしまうのではなくて、模型を作成する。
アメリカとイギリスの影響力争いで鉄道の導入が本格的に進められる。イギリス公使パークスの協力。資金はイギリスからの借款(100万ポンド。うち大部分をそれまでの借款の返済等に使ってしまい、実際に使えたのは30万ポンド。現在でいうと100万円くらい。よって、全然建設は進まなかった)。イギリス技師のエドモント・モレルの協力。
・日本が他の植民地と違ったのは、国内の材料を使ったり、日本人が土木技術を身につけ自ら建設に携わった点にあり、自立的な鉄道建設が行われた。
 
●移動にもたらした変化
 
・乗合方式により見知らぬ人との関係が生ずるようになった。近世封建社会の閉鎖的な共同体ではそのようなことはなかった。
・乗車券によって人々に平等に移動の権利が与えられた(運賃を払えば誰でも目的地まで移動できた)→身分制打破。またそれまで関所をこえるときには手形が必要だった(手形には住所、姓名、年齢が書いてあった)。一方で乗車券は無記名。→個人性を完全に消した。
・生活空間の拡大(移動時間の短縮)
・時間意識の変化(正確な時間が求められる)
 
●鉄道を使う立場の成立
 
私設鉄道と官設鉄道の混在。経済的要請、政治的軍事的要請に応じてその時々によって主導する立場は交代していた。
・イギリス、フランス、アメリカはその土地の資本家が資金を出した。ドイツはビスマルク的国有。日本の場合は日本の独自性、自立性を維持するために外国資本を排除。
・政府は西南戦争とかの関係で資金不足→民間資本による鉄道建設計画。公家や大名に払い下げ→彼らが秩禄公債を担保に銀行から資金を引き出し鉄道を建設する方式(1881年)。岩倉具視の日本鉄道会社。
・旅客輸送よりも貨物輸送。高崎から横浜までの繭・生糸の輸送。当時は利根川通って船で輸送してた(価格の変動に対応できない、繭や生糸が傷ついてしまう)
碓氷峠越えが困難→東海道線の建設に注力。
・1891-92鉄道敷設法。ただ、政府は軍事費に資金を持ってかれて、私設鉄道と半々くらい。この頃の私設鉄道はローカル鉄道が多かった。
・北海道は特殊。炭鉱から港湾に石炭運ぶ路線は北海道炭礦鉄道。周辺地域の農産物を札幌に運ぶ路線は官設鉄道。
 
鉄道の発展と技術の自立
 
●鉄道と産業革命
 
・ヨーロッパでは鉄道の建設と産業革命が相互に推進し合う形で進められた。日本は鉄道の建設が先行(①)。それにより貨物輸送の需要が生じ、産業革命へとつながった。
・また、日本では当初製品を輸入に頼らざるをえなかったというのも特徴(②)。
日清戦争後に賠償金で作られた八幡製鉄所により鋼材の自給体制が整っていった。
・小企業の私鉄は大私鉄に合併されていく。三菱や三井といった財閥資本が幅を利かせるようになる。
 
●技術の自立
 
・三角測量の導入。作図道具、筆→ペン。
・架橋技術、トンネル技術。
・イギリス製機関車を輸入してコピーを作成。
 
●鉄道国有化の波紋
 
・鉄道の国有化→ネットワークの統一→重工業の発展、人や物の動きの拡大
 
鉄道の基盤確立と技術の進歩
 
●鉄道に対する要請と組織の整備
 
・「建主改従」建設を主として改良を従とする。政治的思惑によって建設が進められたことを揶揄。
・鉄道政策の、政治的な思惑と経済発展という2つの側面
・「国鉄一家」、前近代的な上下関係が規定された人間関係。
・職種や学歴による差別
 
●鉄道と地域との密着
 
・鉄道敷設法(1892年)→地方の建設予定はほとんど幹線級のものばかり、新しい路線話作るのには大変煩雑な手続きを踏まねばならなかった→軽便鉄道法(1910)「軽便」には規格が低いという意味も含まれてはいたが、どちらかというと手続きを簡素化したという点によるものの方が大きかった。
軽便鉄道が増えると、私設鉄道とまとめて地方鉄道と呼ばれるようになった。(1919年)
盲腸線→赤字になりやすい
・東京→都心を貫通する鉄道が戦後まで作られることはなかった→都市計画と鉄道網の計画の連携が取れていなかったから。ベルリンやロンドンは、環状鉄道と縦貫鉄道のバランスが適切に作られている。
・鉄道→莫大な固定資本を投下するので、50〜100年先の見通しを立てなければいけない。
 
●鉄道技術の発展
 
・重化学工業が発展することで輸送のために鉄道の発展が要請され、鉄道が発展すると工業もまた発展する(鋼材の輸送は鉄道に依存する)。
・車両の国産化が日本の技術水準を高めた。
・自動車の台頭。自動車は投下資本(線路を作る必要がないから(?))、機動性の面で鉄道に勝る。(1930年特急燕の運転が始まる時期あたり)
 
●戦争から再建へー鉄道の使命
 
・自動車にどう対抗するか、戦時の本土空襲による鉄道壊滅。
・救援列車としての再生の道を歩み始める。